水力発電

©Jackie Davies

水力発電とは、高いところから低いところへ流れ落ちる水の力を利用して水車を回し、水車に直結したタービン発電機を回して発電する方法です。

  • 水力発電の特徴

    水力発電は、二酸化炭素をほとんど発生しないクリーンなエネルギーです。また、昼夜問わず、年間を通じて安定した発電が可能なため、設備利用率やエネルギー変換効率が高い点が特徴です。

    水力発電にはさまざまな種類がありますが、大きくは、河川から水を引いて利用する「流れ込み式」と、ダムに貯めた水を放流して利用する「貯水池式」の2タイプに分けられます。

  • 水力発電のしくみ

    レノバが現在取り組んでいるのは、「流れ込み式」出力約20MW規模の水力発電事業です。この方式では、上流の河川から取り入れた水を下流の発電タービンがある地点まで水路を使って導水し、利用後に再び下流の河川に戻します。ダムのような大規模な構造物をつくらず河川の流れや農業などでの水利用を妨げないため、自然環境や地形、下流の水利用に影響が少ないといった利点があります。